写・文 Kyoko Murakami      

 

 

 

テーブルに差し込む陽は春でも外はまだ寒い!

 

 

 

 

 

この写真もドリスデイサイトから届きました!

 

 

 

 

 

 

母は1920-30年代のハリウッド映画スターの写真を

沢山コレクションして今もきれいに持っています。

 

 

母のコレクションより

やまよも写日誌 No.22 2007.2-3月 

寒い寒い日が長く続いています。 去年の冬に雪を被っても咲いていた花たち、今年全て枯れました。

考えてみれば、咲いていた方が異常気象だったのね。 四季暦の様になっているこの"やまよも日誌”

おかぁのプライベイト日誌として本当に長年続いて来ました。 

自由気ままに書き始めたのがもう何年前だろう…少なくても12年以上たつのかなぁ、初めはワープロで

書いてたっけ‥windows95が出た頃からPCに移行して、HP上で写真入りになってから5年位かなぁ。

前の記録を保存していないから全然判りませんが、数年の間にNet上の世界も大きく進展して、

安全、自由、サーバー無料がすっかり当たり前になりました。

よそのサイトでは掲示板上の喧嘩など普通の出来事だった時代もありましたが、

お陰様でshiny's office管理下に於いてはただの一件も削除する必要もなし、

無事に長続きしています。 更に音楽、画像使用し放題で特にJazzアーチストが多く登録している、

世界中で今最大、二億人以上の共有のサイトmy spaceが数ヶ月前に

日本上陸した事は知っていましたが、近頃登録しました。

音や映像の著作権を持っている、世界中のアーチスト達が沢山登録しており、my space内では、

自分のサイトに貼り付け使用し放題。 一生懸命自分で撮った写真を切り抜いたり貼り付けたり、

それも楽しい趣味ですが、もっとステキな画像やイラスト、Flashの光る、動く画像などや

エリントンからディズニーまで、各サイトの作品も自分のサイトに集め放題なので、楽しい。

http://www.myspace.com/shinystockings

上記のアドレスで私も作成中。 早速イギリスやアメリカ、中国からもアクセスがあったり、

ハリウッド映画の大スター、ドリス ディ(ケ・セラセラを歌った人)や、

SSのアルバムでもリリースしている曲、"Fats Waller Medley"のFats Wallerサイトからも

手描き楽譜サイン入り写真とコメントが寄せられました!

遊びに来て色々な人のサイトをクリックして見てね。2008.2. 3

母が88歳の誕生日を無事迎えました。 すぐ近くで元気に一人暮らしをしていたのに、

転倒して複雑骨折してから病院で寝たきりになりかかり、毎日介護とリハビリを続け

二年が過ぎました。 今は歩行も可能になり元気で会話も全く不自由なし、

でも、私が今渡した物を3分後には「受け取ってない!」と100%の自信を持って言いきります。

「あなたはホント、なぁーんでも忘れちゃうんだから」といつも文句ばかり言われる私。トホホ‥

必要な物、頼まれた物を渡しても渡しても「受け取ってない!」という事になるので

とても困りますが、漢字も英語も計算も私より速くできるし、字も絵もとてもうまく、

88歳を迎えてもなお、老後の心配をしています。

「もう老後ヨ、なんの心配もしなくていいのよ」と言っても、いつもいつも何かを心配して

何にでも鍵をかけてしまい、鍵をなくし、大騒ぎなのです。

家の玄関にさえ鍵をかけない私と正反対の、几帳面な母です。

昨年もお陰で母の誕生日を4回も祝ったのに「誰も祝ってくれなかった」と

まだ言っています。(笑)2008.2.5

    

シルエットは、踊るフレッド・アステアです。     絵は1935年に母が描いた子役スター、Sharly Tenple

 

 

 

 

寒さと暖かさが交錯する日々・キッチンテラスからの景色

 

 

 

 

 

 

うちの八重桜の芽が大きくなって来た。2.28

 

 

 

 

 

 

庭の桃、植えて2年目。3.17

 

 

 

 

 

 

携帯でもいつのまにか世界に繋がった

 

 

 

 

 

 

今日も粗食の午後の朝めし

 

 

 

 

 

コーヒーの空きボトルに活ける春の花

 

 

 

 

 

 

 

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No.23につづく

 

     2.24     

      音楽一家の普通の朝の風景、今日はコンサートホールで、互いにウォーミングアップ、「あれ?今日は一緒なんだっけ?」みたいな感じ

共に音楽をやっていると、ホント互いにマイペース。 子供が小さい頃から、父は子が何をしてどこにいるのか、

我、関せず、それぞれが自分の事にひたすらに向かっていて家族が互いを干渉しないのが当たり前の自然。

次男は小さい頃には仕切りやで、六歳も年上の兄を従えて、そと目にはお兄ちゃんに頼っている様に

見えているのですが、実は弟の方が全ての決定権を持って頑固に意志を通しており、兄の方は弟に仕切られても

別にどーでもいーや、と言う感じののんき者。 今もソフトに見える次男、全てに強い意志を持ち自主性を貫いて

自分の生き方に向かい妥協はしないしっかり者です。 好きな音楽が一緒、と言う所では家族で話しは尽きず、

打合せなしで音楽的に解り合える互いがパートナーとなっています。 私もまさか同業者になるとは予想しておらず、

舞台脚本家にでもなるのかな?始めはは思っていました。 子供の頃から描く絵が舞台の絵ばかりで、

照明から緞帳の柄まで仔細に観察、進行台本まで書き、振り付け、衣裳に至るまで細かく回りにいる

プロの大人達に指示して作ってしまい、大受けの本番を繰り返していました。

私はいつも練習を見た事もなく口を出した事もなし、本番まで気がつかないほど忙しかったり。

でも本番を見ると感心してしまう出来なので、舞台を作りあげる才能と熱意は認めていました。 

それがある時からジャズボーカル!? ん?と言う感じでした。

私の歌を録音したテープがいつの間にか全て消えていて次男の部屋から出て来た事があったので、

留守の間に密かに聞いて練習していたのでしょうね。きっと。 普通の家族より多分、皆がマイペースです。2008.2.20

飛行機の下に雪の山脈が見えます。熊本へ。3.18

まだまだ寒い三月。 一、二月より夜の寒さが身に凍みる東京でしたが、十日を過ぎて少し春らしい日が訪れ、

お雛さまには間に合わずやっと桃の花が開花しました。熊本に着くと10度は温度が

東京より高くて、タクシーの窓から菜の花が満開! 一気に春気分を味わう事が出来ました。

ANAホテルでディナーショウ、北九州在の野本氏のピアノトリオ+北九州出身のクラリネット奏者谷口氏と

初共演で、着いて即打合せ、リハ。 久々に桂くんグループを率いていない旅。

高層階の部屋窓の外は雨が降りそうな景色、又雨おんなの私のせい?見下ろす路地に人影はなく静かな町。

私がボーカリストとして全国のステージに立っていた時代、始めの頃は新幹線もなく、九州に行くのも北海道に行くのも、

前の日に東京を発ち寝台車に揺られ起きて一日中走って着くのは翌夜。 本番寸前の時間なのでビッグバンド歌うのでも

リハは出来ず言葉で譜面打合せだけの事も多かった。 飛行機はプロペラ機で揺れるのは当たり前、

移動に2日かかるのも慣れていたけど、朝発って夕には全曲リハが終えられる時代、ときを二倍に有効に使えて、

人生も二倍に使えてる!    自分の写真が全くないので、部屋の鏡に向かって自分を撮ってみた! 2008.3.18

                           

                   昨年写した庭のバラの写真をmy spaceのサイトで加工、Tinkを乗せてキラキラさせてみました!

朝起きて事務所に直行、五分後にはデスクに座っています。 スタッフが来るのが約二時間後10:00頃。

それまでの時間を花の植え替えやPC整理など有効に使います。 10:00からはキリがつくまで仕事にかかり、

皆が昼食が済んだ午後になってからひとり遅過ぎる朝食、作りおいてあるキンピラや京菜季節野菜の和え物、サラダ、

高菜など精進料理の様な残り物惣菜をほんのひと口づつ食べます。 20年以上、自分が食べる時間はないまま、

ライブやレッスンに追われ全て終わると0時近くなっている‥と言う生活を元気(?)に続けて来たら、胃潰瘍になってしまい、

今は気をつけてちょっとだけでも食べる様になりました。 旅に出ると朝からご飯お代わりして食べるほど食欲増進するのに、

事務所でデスクワークが続くと仕事のキリがつく迄、全く食欲が湧かない悪い習慣がついています。 

先日も熊本ではいきなり四食も食べましたが。 それでご馳走は作るひと、食べるのは粗食。 2008.3.30

小さい物をコレクションしています。これ、フランス土産の3cmに満たない天使と猫。 3cm以内の可愛い物収集。

打合せで山形新幹線に乗りました。 東京でもいつまでも寒い,と思っていましたが、山形に行く途中の景色は

まだ雪が沢山残り、お天気もどんよりで、さむーい景色でした。走り去る新幹線の

窓から写すと飛んで行く線路脇の電柱で目が回ってしまい、写真に必ず電柱が

映ってしまうのです。 素早く電柱と電柱の合間を縫ってシャッターを押します。

走る新幹線より低い所に黒雲が降りて不気味に重い空。 山の向こうはきっと大雨、でもそれより向こうには、薄い夕陽色の空。

 見知らぬ遠い土地の夕食の支度をする風景など車窓を見ながら空想するのが子供の頃から好きでした。

学校の教室でも授業中に窓の外ばかり見ていて、勉強はうわの空でしたが、TVの音楽番組が募集した「100万円の

作詞募集!」と言うのに応募して見事に100万円ゲット! その歌詞のタイトルは「雨上がり」と言う歌詞で、

"ガラスにおでこをくっつけてぼんやり見ている昼下がり‥"と覗く窓から詞は始まりました。

以後、沢山の歌詞を書きました。 窓ばかり見ているのは今も全くおんなじ。2008.3.24ひとつ前にもどる 

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